なんかの記録帳

ゲームばっかしてる

The Stillness of the Wind クリアして泣いた

store.steampowered.com

 

久しぶりにメンタルにきた

(ゲームの都合上やる予定のある人はネタバレ封じた方がいいのでクリアしてから見てね)

ネタバレなしのゲームの説明は「田舎で暮らすおばあちゃんになって田舎で暮らそう」だと思ってます。でも涙腺ガバガバな人とかは注意ね。

 

このゲームは「もう誰もいなくなった田舎に暮らすおばあちゃんになって、最期の時を過ごすゲーム」です。

私は事前情報なしでクリアしたので、クリア時は衝撃を受けました。

以下冷静じゃなかった時のお気持ち文です。

 

 

 どうしておばあちゃんが死ななければならなかった・・・

 

毎日チーズを作って、たまに来る人とお話して、唯一の話し相手が帰ったら手紙読んで、ごはんたべて、寝る

それだけの慎ましい生活がどうしてこう報われないんだ・・・

作物は枯れ、鶏は死に、食料の備蓄はダメになり、商人もいなくなり、最後にヤギも死に、自分の兄弟たちも死んでいき・・・

戻ってきた兄弟たちが見る実家で孤独死しているおばあちゃんを見つけたらどう思うんだ・・・

 

いや、どうしてここまで環境はおばあちゃんにきびしいんだ・・・

オオカミが出てきても、おばあちゃんがもう夜起きて対処に行けなかったり、そもそも疲れて寝入ってて聞こえてなかったりしてたんじゃないかなって・・・

考え出したらきりがないし、頭を抱えてしまう

誰も幸せな人がいなかった、いや、頭ハッピーになってた人はいたけど、あれは幸せとは呼べないと思う。

 

一人きりの孤独と不穏な手紙、日々厳しくなっていく生活にずっと涙腺がダメになりそうでしたが、最終日にヤギが死んじゃって、もうそこですべてを察しました。

あぁ、今日が最期だってわかってしまって、最期にはもう手紙を届けてくれる人もいなくて、本当に孤独の中死んでいったんだって思うともう心がしんどかった。

 

涙も限界だった。

 

しかも、最後にチーズが少し残ってたから、どうにかしてそれを食べれないかって思って建物に入ろうとしたところで力尽きて・・・

せめて、扉の中で、外の風の当たらないところで、少しでも暖かいところでって思い始めたらもう涙が止まらなくなってしまった。

勝手に感情移入したんだって思えれば幸せだったんだろうなあこれ。

おばあちゃん、ゆっくり休んでくれ